トヨタレンタカー / 2012 トヨタ カローラフィールダー HYBRID (NKE165G)


トヨタのアンダープライオリティ顔になった現行後期160系フィールダーのハイブリッドを3日間借りて、友だちと一緒に九州を回りました。
さすがはトヨタレンタカー、最新車種の導入が抜群に早くていいですね。
既にタンク/ルーミーやC-HR、ヴィッツのハイブリッドなんかも借りられるようです。

実はカローラフィールダーは先代、先々代にあたる、120系、140系も1,500ccモデルは乗ったことがあります。
160系は初でしたが、さすがはカローラ!とても運転しやすい良い車でした。


どうしても仕事感は拭えませんが、ずいぶんと精悍な顔付きとなった160系後期。
やはり特筆すべき点は、THS-Ⅱが採用されていることですよね。
若干の小変更が行われているものの、ほとんどアクアのシステムをそっくりそのまま同じ位置に搭載しているようです。
アクアと比較して、70kg~170kgほど重い車重が災いしてか、信号停車などからのゼロ発進時にエンジンが始動する確率が高いように思えました。
トヨタの電気式無段変速機は非常にリニアで、モータからエンジンに動力が変わる際もほとんどショックを感じること無く、クオリティの高さに驚かされます。
肝心の燃費ですが、平均して20km/Lといったところでした。
THSは、当たり前ですがモータで走行すればするほど燃費は伸びるので、今回高速の走行が多かったゆえにあまり伸びなかったと考えられます。
アクアは、市街地走行の場合25km/Lをゆうに超える燃費をマークするので、車重の違いはあれど、もう少し伸びるかなといった印象です。


走りの味付けは非常にカローラらしいものでした。
基本的に足回りが柔らかいのがカローラですが、160系はこれでもかというほど柔らかい印象を受けました。
以前ノートに乗った際に感じた印象とはまさしく真逆で、私個人としては乗り心地が良く感じました。
個人的に柔らかい足回りが好きなので、あまり参考にはならないかもしれません;
140系以降、フィールダーから設計しているだけあって、リアもバタバタせず柔らかく好感触。
また、THSの搭載による重量増に伴い、リアのスポット溶接数を増加させている点も良く働いているのかもしれません。
路面のバンプ等をしっかり吸収し、足がよく動いているように感じました。
ある程度速度に乗ると、収縮性の乏しさを感じるといいますか、船のような動きが生じてしまう点が気になりました。
下道も高速道路も、法定速度までは非常に快適です。
しかしひと度それを超えると、逆にリアの柔らかさがネックとなり、恐怖感へと変わってしまいます。
またトヨタ恒例(?)の、ステアリングの入力に対し、ワンテンポ遅れたようにぐにゃ~んとロールが始まるのも好き嫌いが分かれそうです。
終始エコモードで走っていたのですが、流石に電スロの制御に疑問を覚えました。
3人乗者での一般的な上り坂でも、ほぼベタ踏みに近い領域までスロットルを開けないと法定速度を下回ってしまいます。
またこちらもトヨタ恒例(?)の、非常にレスポンスの悪い電スロでした。
この部分は、スーパーCVT-i搭載車ではスポーツモードもあるようですし、もう少し良いのかもしれません。
あくまで「エコモード」ですから。


160系よりプラットフォームがヴィッツ等と共有となっているようですが、内装の質感は値段相応なのではないでしょうか。
近年のトヨタのコンパクトクラスは、内装のチープさがフォローのしようがないレベルのものも多く見受けられますが、さすがはカローラ、チープさは感じさせません。
地味にレクサスを除くトヨタのハイブリッド車では初のタコメーター付きだそうです。
当たり前ですが、モータで走行中は針が0を指し、エンジンがかかると一気に上るため少し不思議な印象を受けました。
カローラフィールダーハイブリッドの中では最も下のグレードですが、オートエアコンやターンライト付きサイドミラーも標準装備のようです。
トヨタレンタカーとのことで、メーカーオプションのトヨタセーフティセンスCやLEDヘッドライトも付いており、非常に安心して運転することが出来ました。
セーフティセンスについてはアクアでも体験しておりましたが、10万円以下でここまでのシステムがついてくるのかと非常に驚きました。
こちらについてもいつか記事に出来たらなと思います。


スピードメーター右下のTFTモニタはヴィッツと共通のようでした。
九州一周とのことで、最終的に1,500km程度走行しましたが、運転席・助手席のシートは可もなく不可もなくといった感じでした。
ただリアシートは座席を倒してフラットにすることを考慮してか、少し薄く、長時間乗るのは厳しいかもしれません。
ちなみに遮音性・静音性はこのクラスとしてはトップレベルだと思います。
高速道路を走行することが多かったのですが、うるさくて会話に支障をきたすような場面は一度もありませんでした。
また、雨音も軽減するためにルーフ部の吸音材にもこだわっているそうです。


こちらはアクアです。
ゲート式シフトに至るまで、全くアクアと同じTHSユニットを搭載しているとのことでしたが、個人的に気になったのは、シフターがもう少し手前にあっても良いかなと思いました。
アクアの位置がベストなんですが、カローラフィールダーはもう少し奥にあり、ドライビングポジションにもよりますが、手を置いておくには微妙な位置でした。
また逆に、収納を兼ねたアームレストは少し後ろ寄りすぎるかなぁと;
ただ、フットレストが標準装備なのもこのクラスでは珍しいですよね。

足回りの柔らかさと静音性の高さから、非常に快適な車でした。
また、流石はカローラといったところで、運転のしやすさも良いポイントです。
カローラというブランドネームゆえに、少しおじさんくさいイメージがあったり仕事くさいイメージもあるかと思いますが、思い切って手を出してみるのも全然アリかなと思えるような車でした。
ただでもやっぱりちょっと抵抗はあるかなぁ(笑)

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